嚥下食で満足できる食事タイム【無理しすぎないように注意】

美味しく安全な食生活を

食事

食べることを楽しもう

食べることは人生の楽しみのひとつです。高齢者や重篤な病気を患う方たちにとっても同じこと。嚥下食とは、摂食・嚥下障害者を対象にして物性や食形態を重視した食事の総称です。日々の食事から私たちは、美味しさや香り、素材の鮮度や栄養を吸収し、幸福と生きる力を得ています。また、この口から食べるという行為の精神面での作用は大きく、口から食べ、脳や口腔、咽頭、消化器官の全てを食物が巡ることによって体内の機関をバランスよく正常に保つ働きもあります。摂食や嚥下機能が低下した高齢者などにとって嚥下食は、口から栄養摂取を図りながら機能回復へとのリハビリにもつながる大切な働きを持つものなのです。嚥下食は段階的に行っていくものですが、注意点として共通するの誤嚥です。嚥下食は介護者にとってはミキサー食とも呼ばれています。通常の食事をミキサーにかけ出汁などで味を整えたものの総称ですが、口の中に食物の粒子が残らないので噛むことができず、飲み込むことが苦手の人に出す食事です。ここで、気をつけたいのが誤嚥です。水分が多くサラサラした状態だと誤嚥につながりやすいので、片栗粉や増粘剤などでポタージュ程度のとろみをつけることがポイントです。また、嚥下食はどれもポタージュ状で目から味わうという楽しさを失いがちになってしまうので、調理前の素材を見てもらうなどして食に関心を持つようにしてもらいましょう。栄養に関して、嚥下食は食欲の低下や低栄養になってしまいがちなので、味や調理方法、食べるシチュエーションなどに変化をつけて食べる楽しみを取り戻すように心がけると良いです。環境や食べる姿勢、介助の方法を変えることで食欲が増し食べる楽しみが生まれ、生きていく喜びが味わえることでしょう。

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